2016年06月04日

Huluオリジナルドラマ【フジコ】ネタバレレビュー / あたしはお母さんとは違う・・・。


なかなか嫌な気分にさせてくれたわね。


これから大注目の女優ね.jpg



スポンサーリンク



ネタバレなしのレビューはコチラ↓

Huluオリジナルドラマ【フジコ】レビュー(ネタバレなし)/ どれだけ殺したら、幸せになれるの?



というわけで、ネタバレレビューではキャラ特濃の女たちについて語るわ。
演じた女優にも注目してみましょ。





【上原 藤子 / 尾野 真千子】


恥ずかしながら今作まで別にそこまで注目してなかったんだけど。
なんとなくやんちゃな女の役ばっかりやってる印象で、美人女優ってイメージはなかったのね。
よくよく見たらものすごく綺麗な顔してるのねこの人。


個人的に一番好きなのは第4話ラストで、
小坂初代が家族を殺した犯人であることを思い出し呆然とするシーンね。
まさにゾッとするほどの美人って感じ。


藤子ってどう若く見積もっても40代後半くらいよね?
整形大成功にもほどがある仕上がりよね。


完全にスッピンで死刑囚を演じてたって本人が語ってたらしいけどホントかしら?
「これがあたしのスッピンです!」だなんて、世の女性に対する嫌味ね。





女優さんの話はここまでにしといて、藤子自身の話ね。


やっぱりサスペンスとしてイマイチだなぁ、と思うのは
とにかくちょっとでも気に入らないことがあったら衝動的に殺しまくってるのに
自ら家族を手にかけるギリギリまで事件が発覚しないってところね。


殺してから解体する道具もその都度購入して、時間をかけて細かく粉砕して・・・
なんて行き当たりばったりの犯行で、都心で堂々と生活しながら捕まらないなんて
いくらなんでもさすがに無理あるわよねぇ。


ここらへんがおざなりになってしまってるせいで
殺人シーンの残虐性とかリアリティが落ちてしまってる気がするわ。
藤子の能天気な様子が少しコミカルにすら見えるものね。


せっかくネット配信オリジナルドラマなんだから
殺人描写をもっと突き詰めて、ダークな雰囲気に持っていってもよかった気がするの。





【少女時代の藤子 / 小野 花梨】


今作でのあたしのイチオシ!!
整形前の藤子のブスな少女時代、という年頃の女の子には屈辱的に違いなかった役柄
全力で演じきった彼女に拍手を送りたいわ。


この子がこの作品に参加してなかったら、ここまで心に残る作品にならなかったでしょうね。
それくらい良い仕事してるのよ。


恋に盲目になってしまった少女の愚かさ、狂気、ストレス、暴走。
この子の迫真の演技がより物語に説得力を持たせてるのよね。


結局愛する男を殺し、男に体を売るようになり・・・仕事帰りの朝焼けの中で
「何であたしだけ・・・?」と惨めな自分の人生を嘆く場面がすごく悲しい。


過去の回想の中では彼女の演じてた時代が一番悲惨だけど、
藤子の一番の問題って、周りの環境よりも何よりも男を見る目が無いってところよね。


最初の彼氏なんて浮気する、働かない、子供を放置、と三拍子揃った相当なクズよね。
「アンナごめんな・・・いますぐ会いたいよ」のシーンなんて観てるコッチが殺意沸いたわ。





ちなみに最近の映画だと「人狼ゲーム ビーストサイド」でも
とっても良い演技をしてた小野花梨ちゃん。


この子って抑えきれない感情が溢れ出す表現力がすごく上手いんだなって思った。
作品自体もなかなか面白いからオススメ。





【高峰美智子 / 谷村美月】


あたしこの女優さんってそんなに好きじゃなかったのよ。
いつもなんか不満そうな顔してるとこがw


でも今作においてはその物憂げな感じがこの役柄にすごく合ってたと思うわ。


今作において、もう一人の主人公とも言える重要人物よね。
藤子と彼女の関係性が物語の主軸と言っても過言ではないし、実際グッとくるシーンも多いわ。





でーもぉ〜、すっごく納得いかないところがあんのよね〜。


それは、いつの時点でお互いが親子だとハッキリ認識したのかってことなのよ。
よくよく回想を見ると、藤子も美智子が自分の娘だってことは知ってたみたいよね。
(ここらへんもなんか不透明よね。一体いつから知ってたの?)


でもさ、美智子はそれを知らないから「藤子はあくまで記者としての自分と向き合ってる」
と思いながら接してきたわけじゃない。


あたしとしてはさ、美智子が「あたし、あなたの娘です」って藤子に告白するか
逆に藤子が「初めから知ってたよ、娘だって」って打ち明けるか、
どっちかのシーンが絶対あると思って勝手に楽しみにしてたわけ。


最終話で、そういうやり取りがスッポリ抜け落ちたまま
当たり前のように二人がお互いを親子と認識した会話が始まったときは
二人の親子関係はいつから公然の事実になったわけ?ってかなり混乱したわ。


ここはないがしろにした意味が本当にわからない・・・。
何かあたしが解釈の仕方を勘違いしてたら、どなたかぜひ教えてちょうだい!!





【下田茂子 / 真野響子】


稀代の悪女とはこいつのことね。


演じてる女優さんの胡散臭い笑顔と声がすごーく素敵(褒めてんのよ)。


第1話では本当に優しそうな叔母さんなんだけど
話が進むにつれ、徐々に「あれ?この人なんかおかしくない?」
と思わせてくれる見せ方はとっても良かったわね。


「あなたはお母さんに似てる。お母さんみたいになっちゃダメ」
と藤子に呪いの言葉をかけながら何十年もの時間で
ジワジワと追いつめていったって考えると背筋が寒くなるわ。


結局、美智子を殺し、藤子の死刑が執行された後、
彼女の手には早季子の忘れ形見、藤子の孫娘が・・・。
恐らくこの子も洗脳され、負の連鎖はループしていくんでしょうね。


けどね。
後味悪いエンディングって嫌いじゃないんだけど、正直これはどうなの?って思うのね。


本当に突然、ラスト3分で経緯も何もわからないまま突然死ぬ美智子。
「え?これで終わり?うそ、こんだけ引っ張ったドラマがこれで終わり?」
後味の悪さを感じる前に呆気にとられたわよ。


とりあえず主人公殺せばカタルシスが成立すると勘違いしてんのかしら?


殺されるまでの経緯、美智子や周囲の人間の絶望、完全勝利を手にする茂子・・・
そこらへんを丁寧に描いてこそ、完成されたバッドエンドになると思うのね。


文字だけで「美智子は死にました」だけ唐突に書かれてもさぁ。
もう1話追加してほしいくらいだわ。








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・








なんか、文句ばっかりになったけど、決して嫌いではないのよ。


むしろ上質の材料が揃ってるぶん、惜しいところが惜しすぎる、といった感じね。
少なくとも今作で、今後注目したい女優が増えたのは大収穫だったわ。


こんな短めのサスペンスドラマで面白いものがあったら皆さまぜひ教えてくださいな。




今回レビューしたドラマはコチラで見放題!(記事掲載時)
Huluで今すぐ視聴!今なら無料視聴実施中!






スポンサーリンク

posted by ゆずぽち at 20:56 | Comment(0) | 映画【ハ行】レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: