2015年10月06日

映画【ミスト】ネタバレレビュー / 観るたびに鬱になるわ・・・。

魅力的なキャラが多すぎて困っちゃう

彼らが目にしているのはあの子の死体・・・.jpg




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ネタバレなしのレビューはこちら↓
映画【ミスト】レビュー(ネタバレなし) / 衝撃の結末は伊達じゃないわ。




きゃー!!バタバタしてて更新サボってたわ!

この映画もやっぱり各キャラクターに焦点を当てないと全体像が見えてこないわよね〜。
ということで、1人ひとりの活躍、死に様も含めて考察してみるわ〜。




【デヴィッド・ドレイトン】


胸毛がセクシーなパパ☆


善良で、正義感、責任感が強く、怪物にも果敢に挑む、
まさに王道のヒーロー的人格
を持った男ね。




でもこの物語が特殊なのは主人公である彼の選択した行動が全て裏目に出てしまい、
状況がどんどん悪い方に転んでしまう
ということ。


後半、スーパーの隣の薬局に向かうシーンからは特に顕著よね。
彼が何か行動を起こす度にどんどん死人が増えていく・・・。




でもそれは彼が主人公として特別無能だったからというわけではないわよね。
(少し無謀なところはあるけど)


それぞれの場面を切り取れば彼はとても人道的かつ適切な判断をしていると思うわ。
本当にただどうしようもなく運が悪かったとしか言えないのが、彼の救えないところ。




さらにデヴィッドをリーダーとして疑わず、彼の行動を追従してしまう数名により
被害が拡大してしまう
のがこれまた皮肉な展開。


人々の信用を勝ち取るほどの彼の誠実さがアダになってしまっているわけね。


光に集まる習性の昆虫型モンスターにデヴィッドがライトを向ける
         →みんなが真似しはじめてどんどん呼び寄せてしまう、とかね。


彼がストーリー上でどんな間違いを犯すのか
探しながら鑑賞してみると新たな発見があって楽しいわよw




最期は逃げきれない絶望から、
共にスーパーマーケットから逃げ出した4名(息子を含む)を射殺。


ちなみにここで使う拳銃も、デヴィッドが周りの制止を振り切って無理して拾ったもの・・・




そして直後に救援の軍隊が到着・・・
一瞬呆然とした後、取り返しのつかない現実に気付き泣き叫ぶデヴィッド・・・。




うあ〜ん!!!酷すぎるわ〜!!!


何度観ても彼の悲鳴が本当に痛々しくて・・・。


いかにもヒーロー然とした人格者が常に正しいとは限らないのね。





【ビリー・ドレイトン】


デヴィッドの息子ね。
泣き虫でまだまだパパとママが恋しい5歳の男の子。




そんな少年が、事件に巻き込まれてわずか2日目にこのセリフ。


「パパ、僕を怪物に殺させないで」




う〜ん、重いわ・・・。


彼がこのセリフを言うのは、カーモディ率いる信徒たちが罪の無い青年を虐殺した後。


怪物=妄信に取りつかれて理性を失った大人たち、と捉えることもできるわね。




最期はその言葉通り、
霧の中のモンスターでも狂った人間でもなく、父親に殺されるというラスト・・・。


デヴィッドに拳銃を向けられたときの彼の表情。
「いや、そういう意味じゃねーよ!」と思ってるようにも見えるけどw


やっぱりデヴィッドは父親として最期まであがくべきだったのよね・・・。




あー!でも観客っていう無責任な立場からこういうこと言うの嫌!





【アマンダ・ダンフリー】



一応ヒロイン的な立ち位置なのかしら。
あまりこれといった活躍はないわ。主人公たちをそっと見守る母親的役割が強いわね。


原作ではデヴィッドと不倫関係にある、という話らしいわね。
あくまで主人公は善人である、という前提が崩れるから
不倫設定を省いたのは正解だったと思う。


最期はデヴィッドに銃で撃たれ死亡。
まあ怪物が闊歩する霧のど真ん中でガス欠になったらさすがにもうダメだと思うわよね。




どこかで見たことあるわね〜この人・・・と思ってたら。
なんと映画【サイレントヒル】で女性警察官のシビルを演じてた女優さんだったのね!


全然違う役柄だけど、どちらの作品でも巨大な虫を思い切り踏みつぶすシーンありw
思わずニヤリとしてしまったわ。


ちなみにゲーム【サイレントヒル】が本作の原作小説に影響を受けているというのは有名な話。





【オリー・ウィークス】



スーパーマーケットの副店長で小太りメガネのおじさん。


今作のあたしの一押しはこの人!キャー!カッコいい〜!!!




もうね、こういう見た目地味〜なキャラが大活躍する展開、大好物なの。


冴えないルックスとは裏腹に、
この異常な状況にあっても洞察力、決断力に優れ、射撃の腕前はピカイチ。


最初のモンスターの襲撃でも真っ先に消火用オノを取りに走る!
昆虫型モンスターが光に反応しているのをいち早く察知するのも彼!
劇中で彼が放った銃弾は一発も外すことなくモンスターに命中!



もう主人公並の活躍!銃を構えた姿が超素敵!




最期は残念ながら、スーパーを脱出したところであっさりとカニ型モンスターに捕まって死亡。


彼が生存していたらラストは違う展開になっていたかもしれないわ。





【ミセス・カーモディ】



あなたを友達にするくらいならトイレの汚物のほうがマシ。


序盤、カーモディがトイレでアマンダに言い放ったセリフ。




くぅー!イカすわぁ〜!




このシーンだけで、彼女が周囲に対して強いコンプレックスを抱えていることがわかるわね。




端的に言うと、怪物の出現は神の啓示であると声を挙げるおばさん。
極端な思想と、自らの演説にどっぷり陶酔している様がかなりウザいわよね。


閉鎖されていた自分の思想を思い切り発散できる場が見つかった喜びってやつかしら。




まあとにかくこれでもかというほどわかりやすい悪役なんだけど
果たして彼女が間違っていたのか?というと難しいところ。


彼女の言葉通りに事態が展開したのは事実だし、
だからこそたった2日間でほとんどの生存者が狂信者と化したわけよね。


実際に全て彼女の言う通りにして、
生贄を差し出していれば被害は最小限で済んでいたかもしれないわ。




最期はオリ―に銃弾を二発ぶちこまれて絶命。ヒャッホー!!
ここでもオリーはいい仕事してるわね〜。




彼女が死んだ直後、信者たちがあっさりと妄信から目覚めてるところがなかなか面白いわ。


スーパーから脱出しきれなかった店長(バド)に注目よ。
モンスターに追い立てられた彼はスーパーの入り口に戻って「助けて!」と叫ぶ。


つい数分前まで「生贄だ!贖罪だ!」と叫んでた連中は、
当たり前のように彼を店内に引き入れ、かくまってるわ。




あっさりと描かれてるけど
どれだけカーモディという存在に洗脳されていたかがよく分かる良いシーンだわ。






・・・・・・・・・・






どうしましょ、書き足りないわ・・・。


他にもいろいろ魅力的なキャラがいるじゃなーい?




蜘蛛型モンスターにもひるまず火炎放射をぶっ放すおばあちゃん、レプラーとか〜


ちょっぴり眉毛が変な形のイケメン軍人、ウェインとか〜
(彼の死ぬシーンは何度観てもツライ・・・)


死んだのか生きてんのか結局よくわからないいけすかない弁護士、ノートンとか〜


正体が一切不明の霧の中に突っ込むという明らかに無謀な選択をしたように見えて、
結局は子供2人と生き残るという大健闘を物語の裏でやってのけた名も無きお母さんとか〜




ほんと、キャラクターが多いのに
それぞれにきちんと見せ場と役割を持たせてるのが素晴らしいわ。


ほんとは全部書いてしまいたいけど、このレビューを書くのに3回くらい映画を観直して
鬱が止まらないからもうやめとくわ☆


はぁ〜、大好きだけど、もう1年くらいは観なくてもいいかも!





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posted by ゆずぽち at 21:20 | Comment(0) | 映画【マ行】レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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