2015年09月21日

映画【REC】レビュー(ネタバレなし) / 感染系ホラーの良作よ!

手持ちカメラ視点ならではの臨場感!

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【解説】
テレビのドキュメンタリー番組を制作中の女性レポーター・アンヘラは、通報を受けた消防隊に同行してとあるアパートを訪れる。そこには血まみれになって立ちつくす1人の老婆がいた。老婆は駆けつけた警察官を突然襲いはじめ……。閉ざされたアパートの中で想像を絶する恐怖に見舞われる人々の姿を、手持ちカメラ目線によるドキュメンタリー・タッチの映像で描き出し、本国スペインで大ブームを巻き起こしたパニック・ホラー。
(映画.comより引用)






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とりあえず好きな映画をどんどんレビューしていきたい!
ということであたしの大大大好きな映画「REC」よー!




【解説】にも記載してるけど、この映画、全編手持ちカメラでの映像で話が進んでいくの。
つまり、通常の映画のような第3者視点でなく、登場人物の視点でドラマを追っていくわけね。


「POV(Point of View)方式」とも呼ばれる手法で、最近よくホラーで使われているわ。
ブレア・ウィッチ・プロジェクト、パラノーマル・アクティビティなんかが有名ね。


登場人物が実際にカメラを持って撮影している、という設定上、ストーリーの見せ方や展開にも制限があるんだけど、やっぱりリアル感は段違い!




この映画の場合は「眠らぬ街」という架空のドキュメンタリー番組で夜勤の消防士を密着取材していた撮影クルーが事件に巻き込まれる、というお話。




本作の上手いところは、主人公がマスコミという設定でPOV方式の弱点を回避している点ね。


その弱点が何かって言うと「カメラで撮影する必然性」をツッコまれやすいということ。


何でもない会話シーンなら「何でそこでカメラ回す必要があるの?」となるし、
緊迫したシーンであれば「いや、撮ってる暇あったら何かしなさいよ!」となるし・・・
難しいところよね。


上に載せたポスターのキャッチコピーにも「何が起こっても撮り続ける」とあるように
本作では主人公のアンヘラが(ちょっとウザめの)マスコミ魂を発揮。


「事件を報道したい」という動機を主人公に持たせることで、
カメラで撮影することの不自然さを軽減しているってことね。




「ここで起きていることを伝えるのが使命よ!」とヒステリックに叫びながら
グングンと混乱した現場を煽ってくれるのがいいわねw
やっぱりパニックホラーにはこういうキャラが必須だわ。




アパートの住人それぞれへのインタビューのシーンもあって、
登場人物を観客が自然と把握できる見せ方も上手ね。


他にも誤操作でカメラの電源が入ることで、
偶然主人公たちが意図しない映像が録画されていたり。


こんな風に、本作ではPOV方式ならではの設定や演出による工夫が随所に見られるの。
そこに注目して鑑賞するのも面白いかもしれないわ。




前半はパニックと静寂の緩急の連続、
後半は息もつかせぬ怒涛の勢いでラストまで突っ走る!



今回レビューを書くにあたって観直して感じたんだけど、
パッと見、パワーで押し切る粗削りな映画のようで
ホラー映画の基本に忠実で実に丁寧に作られてるのよね。




75分と短めでサクッとスカッと観れるからオススメよ!






・・・・・・・・・・






たーだ、残念な点もあるの。


今まで褒めまくってたのは演出面
問題なのはストーリーね。
個人的にはホラー映画でストーリーに期待はしてないから気にならなかったけど、
「ん?」と思う人も多いかもしれないわ。


そこにはPOV方式特有のもう1つの弱点が大きく関わっているのよね。
それにはネタバレレビューで触れるからぜひそちらも読んでいただきたいわ。


ネタバレレビューはこちらから↓
映画【REC】ネタバレレビュー / POV方式の弱点について考えてみたわ









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posted by ゆずぽち at 23:16 | Comment(0) | 映画【ラ行】レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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